第17回（2014年）

• にいがたマンガ大賞

  「Colorful」作者：落合 直樹（オチアイ ナオキ）

  【審査員講評】

  色が反対に見える設定は面白いのですが、モノクロ画面では少しピントのボケた設定だったかもしれません。とはいえ、花火のシーンはそれをはねのける強いインパクトを描くのに成功していると感じます。また「一緒だったから」というフレーズに頼りすぎている感があるので、感情や行動の原理をもっと練るようにしてみましょう。

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• こどもにいがたマンガ賞

  「JEWELRYS」作者：木村 麻里子（キムラ マリコ）

  【審査員講評】

  とてもこなれた絵ですが、既存の作家にやや似ているのが気になります。自分のオリジナリティを心がけましょう。アイデアやそれを活かしたお話作り、テンポはとても良い。ラストのまとめ方は、全部セリフで説明しないで、絵でわかるようにするともっとすんなりとわかりやすくなります。お話・絵ともに水準以上です。

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一般部門 ストーリーマンガの部

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  最優秀作品賞

  「歩道橋のおねえさん」ユッケ

  【審査員講評】

  設定はスタンダードですが、楽しめました。残念だったのは自殺するお姉さんの心理の掘り下げ不足なこと。魅力的なキャラクターなのに、その魅力を発揮できていないのが惜しいです。ラストもあっさりしていてもったいない。次作はもっと盛り上げてください！

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  優秀作品賞

  「化かし者」ヒロ

  【審査員講評】

  いや、面白かった！！ヒロインの「こじらせた」感じ（ヒロインといっても幽霊ですが）、その幽霊を改造して嫁にしよう、という男の暴力的なバカっぷりがもうツボでした。大切なのは、きちんと人形になる前からヒロインが可愛いこと。だからラストシーンはきちんと「キュン」とできます。あと、最終ページの一枚絵は最高！！アングル、セリフ完璧！！絵はまだぎこちない感じがあるので、時間の許す限り描いてください。頑張って！！

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  奨励賞

  「熊はやっていない！」小林 皓輔（コバヤシ コウスケ）

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  審査員特別賞

  「BLACK WOLF」ありこ

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  実行委員会特別賞

  「優しさの痕」矢崎 景子（ヤザキ ケイコ）

入選・準入選

一部部門 コママンガの部

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  最優秀作品賞

  「蛇口の湯水さん」さかずき

  【審査員講評】

  キャラクターが面白かったです。頭に蛇口というアイデアをきっちり使いこなしたことも良かったです。レベルアップのためには、読者が見て面白いと一発でわかるキャラクター（アイデア）を作り出すことだと思います。絵はもっと丁寧に描いてください。好きなマンガ家の模写をしてレベルアップすることも必要だと思います。

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  優秀作品賞

  「PASTA HERO」necoco（ネココ）

  【審査員講評】

  キャラのバラエティが出たので、パスタの擬人化は成功だったと思います。絵柄もキュートで描線もきれい。ただ、キャラの言動・ストーリーは意外性はなく、「面白くて笑う」というより「キャラを愛でる」に終始した感じがあります。ストーリーものも読んでみたいです。

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  奨励賞

  「案山子の若殿」花田 衛（ハナダ マモル）

  【審査員講評】

  高いレベルで安定していて、文句のつけようがないです。あえて言うなら今風でないということくらい。年齢を見ておどろきました。若い頃に描かれていたのでしょうか。全体の批判精神もよいです。人物の表情、横顔は素晴らしいです。最後の挑戦といわず今後も描いていってほしいです。

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  審査員特別賞

  「アラフォー迷走中」笹 友（ササ トモ）

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  実行委員会特別賞

  「にいがた神様ちゃんねる」みと

入選・準入選

高校生部門

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  最優秀作品賞／魔夜峰央賞

  「万の星を」蛍原 寿吉（ホトハラ ジュキチ）

  【審査員講評】

  心温まる良い話でした。仮面などの小道具の使い方も上手く一気に楽しく読みました。今後レベルアップするためには、画力を向上させてください。好きなマンガ家の絵、作品一本を模写すると良いと思います。キャラクターの心理描写をたっぷりしても良かったですね。

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  優秀作品賞

  「二つの骸」野生野 猫（ヤセイノ ネコ）

  【審査員講評】

  画力、構図とも大変素晴らしいです。ストーリーがちょっと観念的なのが気になります。具体的なエピソードで、読者を引きつける構成で考えてみてください。

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  審査員特別賞

  「異戯呼座承ります」だに丸（ダニマル）

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  実行委員会特別賞

  「そらをおしえて」こね

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  実行委員会特別賞

  「山神と少年」ZAWA（ザワ）

入選・準入選

中学生部門

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  最優秀作品賞

  「11,22」石山 竜（イシヤマ リュウ）

  【審査員講評】

  中学生とは思えないテーマですが、まったく違和感なく登場人物の心情が描けています。絵柄、コマ運びも読みやすく、非常に完成度の高い作品になっています。

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  優秀作品賞

  「あなたがいるから」中山 実咲（ナカヤマ ミサキ）

  【審査員講評】

  女のコはかわいく、九尾はかっこよく、華やかな絵柄がとても魅力的な作品でした。表情やポーズなどもそのキャラらしく生き生きとしていて作品に引きこまれました。髪の毛の線などは、さらになめらかさを追求して、この画力を武器にしてもらえるとうれしいです。

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  奨励賞

  「模倣少年」宮崎 遥（ミヤザキ ハルカ）

  【審査員講評】

  作画はまだこれから、沢山描くしか上達の道はないので描きまくってください。ストーリーに個性があり面白かったです。ちゃんとお母さんの伏線まで回収するとは！スゴイ。2人の男の子の関係性なども、キャラクターの視点を上手く利用できていたと思います。説明が言葉頼りになってしまったので、そこもマンガで表現できると尚良し！

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  審査員特別賞

  「私のトビラ」小滝 かれん（コタキ カレン）

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  実行委員会特別賞

  「きっさキャロットへようこそ」森本 佳奈（モリモト カナ）

入選・準入選

小学生部門

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  最優秀作品賞

  「スペースラブ」土方 リコ（ヒジカタ リコ）

  【審査員講評】

  はじめの宇宙人を信じますか？のページがあるので、聖流くんが宇宙人であることの意外性や驚きが弱くなっているように感じましたが、それはもうひとつの描き方ですね。コマ割り、ストーリーとも小学生とは思えない作品です（個人的には最高点！）。中学生の作品が混ざってるかと思いました。これからも描きつづけてほしいです。絵を練習してね。

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  優秀作品賞

  「天使と悪魔」坪内 美樹（ツボウチ ミキ）

  【審査員講評】

  悪魔・天使・主人公、それぞれ魅力的に描けていると思います。思い切った大ゴマも使えていて素晴らしいです。次は背景をしっかり描けるよう練習していきましょう。今回も背景を描いていますが線がゆがんでいたり、遠近感がバラバラだったりして現実感が薄くなっています。カタログの写真などでデッサンの練習をするとぐっと画面が良くなります！頑張って。

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  審査員特別賞

  「今日、私の家にタヌキ？が届きました。」のし

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  実行委員会特別賞

  「弱くないんで！！」鈴木 亜彌（スズキ アヤ）

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  実行委員会特別賞

  「モンスタースクール」木谷 樹（キタニ イツキ）

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  実行委員会特別賞

  「夢色スマイル！」上田 萌杏（ウエダ モア）

入選・準入選

コミックイラスト部門

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  最優秀作品賞

  「2階建ての木の家を造る子どもたち」Ryoto

  【審査員講評】

  とても大好きな作品です！キャラクター一人一人が自分たちの役割があり、いろんな表情をしていて、見ていてとても楽しくなるようなイラストです。木の家を造るのは大変だけど、楽しそうに作業している子どもたちがとてもかわいい。これからもたくさん絵を描いてくださいね。今度はいろんな色をつけたイラストも描いてみてください！空に向かってピョンと跳んでる子が好きです。

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  優秀作品賞

  「Schiuma fairy」NOA♪

  【審査員講評】

  淡い色使いで女の子の雰囲気を素敵に表現できていると思います。背景に描かれているビンなどストーリー性を感じる演出も入れてあり、見応えがありました。次回も期待しています。がんばってください。

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  審査員特別賞

  「平凡ヲ連レユク」レイミア

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  実行委員会特別賞

  「みんなご飯だよ。」ウパ花子（ウパハナコ）

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  実行委員会特別賞

  「ティケラノドン」小倉 芳風（オグラ ヨシカゼ）

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  実行委員会特別賞

  「フェアリー☆ナイト」えりりぼん

入選・準入選