第15回（2012年）

• にいがたマンガ大賞

  「バイタルサイン」作者：富浦 千弥（とみうら ちや）

  【審査員講評】

  アイディアが大変面白く、魅力的なストーリーでした。絵にもとても個性があり、ストーリーにもマッチしていますが、一方で安定していない印象もあります。まずは、しっかりした「これしかない自分の線」を探してもらいたいと思います。これからの成長に大いに期待しています。

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• こどもにいがたマンガ賞

  「スマイルダンス」作者：小滝 かれん（こたき かれん）

  【審査員講評】

  絵は、これからデッサンや構図背景など、色々勉強してください。物語のテーマはとても良い。特にダンスと笑顔を結びつけたのは、読んでいて「なるほど」と思わせる良いテーマです。ライバルとのバトルへのいきさつ、バトル会場など、少し強引でした。キャラクターはそれぞれ個性があり、特にライバルは良いキャラクターです。

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一般部門 ストーリーマンガの部

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  最優秀作品賞

  「シスターコンプレックス」羽藤 ナツ（うとう なつ）

  【審査員講評】

  父親の代わりで妹を守る場面では、兄（姉）の男らしさをコメディとして強調する方が、オカマとして信念を持って生きている兄の妹への思いが、伝わりやすくなると思います。絵に関しては、もう少しトーンを効果的に使えるようになると、物（特に背景）の質感が出せるようになると思います。

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  優秀作品賞

  「ウミモリ」天木 杏（あまぎ あんず）

  【審査員講評】

  キャラクターの衣装や背景、また世界観で「楽しんで描いてるな」っていうのが伝わってきました。何より良かったのは、キャラクターのビジュアル的な可愛さです。それぞれ表情も豊かなので、「今どんな気持ちか」がよくわかりました。特に女の子が可愛いですね。ただ、スミベタをやや多用している点と、主線が太い点が合わさり、画面が全体的に暗くなっているのが残念です。もう気持ち主線を細くし、スミベタの割合を減らせば、もっと華やかで楽しい世界観が出るはずです。

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  審査員特別賞

  「ビニールガール」（原案：香津宮 裕介）朔（サク）

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  審査員特別賞

  「お口の恋人」平良 一樹（たいら かずき）

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  実行委員会特別賞

  「向こう側にそれはある。」秋津 銀（あきつ ぎん）

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  実行委員会特別賞

  「われもっこ」おぐら

入選・準入選

一部部門 コママンガの部

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  最優秀作品賞

  「先生、顔がありません」四季 千尋（しき ちひろ）

  【審査員講評】

  ペンで下描きをトレスするのではなく、『ペンで表情を描く』こと！鈴木先生に比べ、校長・二口女ちゃんの『キャラの掘り下げ』が甘い。前半のテンポで後半も走ってほしい。

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  優秀作品賞

  「おひとりさまとおねこさま」笹友（ささとも）

  【審査員講評】

  丁寧に描かれており、技術的にも、作品的にも、ある一定以上の質を超えている良作。読む人を選ばない間口の広さもある。一方、オーソドックスにまとまりが良いため、読後に残るこの作品ならではの印象が薄い。もう少し、キャラ（猫）を掘り下げるか、設定を絡めた独自色を出していってほしい。

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  奨励賞

  「むじな！！」森ノ 夕夜（もりの ゆうや）

  【審査員講評】

  この作品の面白い点は、変態な姉に振り回される弟の不幸（？）な日常ですね。姉のキャラ設定が濃くて面白いのですが、ただ「変態さ」がちょっと足りないのが残念でした。もっと暴走していれば最後の涙にもっとキュンときたかもしれません。4コマはキャラの個性が命。もっとはっちゃけてください。優一の「実はこの人…？」っていうミステリアスな部分で落としたのは、ものすごくよかったです！

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  審査員特別賞

  「半福」めごちも

入選・準入選

高校生部門

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  最優秀作品賞

  「笑×笑旋風！キュート☆ダイナマイト」MIDORI（みどり）

  【審査員講評】

  お笑いがテーマなら、しっかりラストにネタをやって、主人公に対してヒロインがほれる描写がほしいかなと思います。

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  優秀作品賞

  「欲望解決班　望月」佐藤 紅（さとう べに）

  【審査員講評】

  細かい処にセリフで説明しすぎる部分や重複した情報はありましたが、大変レベルの高い作品だと思います。また、一切手抜きをしない作品姿勢が心地よいです。テーマの主軸がしっかり構成されているので読み迷うことなく、34Pにまとめたマンガ力も有ります。

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  奨励賞

  「スローター」ユノ

  【審査員講評】

  素晴らしい作品です！

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  審査員特別賞

  「神の試練」阿部 匡平（あべ きょうへい）

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  審査員特別賞

  「明花」落合 直樹（おちあい なおき）

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  実行委員会特別賞

  「優しい悪魔と小さな人間」齋藤 周平（さいとう しゅうへい）

入選・準入選

中学生部門

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  最優秀作品賞

  「図書室と恋の病」天尾（あまお）

  【審査員講評】

  まずコマのワク線はきちんと引くようにしましょう。それと本文の中の絵を扉の絵ぐらいていねいに描くようにした方が良いと思います。キャラクターの心情の動きはよく描けていたと思います。

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  優秀作品賞

  「Science fiction」佐藤 花奈子（さとう かなこ）

  【審査員講評】

  発想がおもしろい。個性的なアイディアから始まるストーリーを興味深く読ませてもらいました。16Pという枠内で収めたことも大変よいです。センスあると思うので、作品を描き続けてください。

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  奨励賞

  「Regret days」888（すりーえいと）

  【審査員講評】

  中学生の今だからこそ描ける888さんの等身大の思いや主張が込められた、とても良いお話でした。絵に関しては、まだ全然荒削りではあるのですが、時に迫力のある魅せ方（P12など）ができたり、画面づくりの工夫（P27など）も見られるので、デッサンなど基礎力を学んでいけば、もっともっと伸びると思います。それから、全ページ絵を「内ワク」で収めているのは読みやすくて良いのですが、「ここを見せたい！」という決めゴマなどで「断ち切り」いっぱい使ってみると、画面がもっと映えるしもっと心に残る作品が作れると思います。

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  審査員特別賞

  「Heart less」冨嶋 さくら（とみしま さくら）

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  実行委員会特別賞

  「はみがきこな三日間」佐東 新（さとう あらた）

入選・準入選

小学生部門

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  最優秀作品賞／魔夜峰央賞

  「ハエたいじ」モモタ イツキ（ももた いつき）

  【審査員講評】

  よくマンガを読んでいて、頭に刻んだパターンを自分なりに作品に落とし込んでいるように感じました。もっと色々なジャンルを吸収して、どんどん成長していってほしいです。

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  優秀作品賞

  「おかしなおかしな 白雪物語り！」中山 実咲（なかやま みさき）

  【審査員講評】

  長いページ数をしっかりまとめてあります。絵もしっかり線を描き込んであり好感が持てますね。ストーリーはまとまっているのですが、残念なのは“白雪姫”という元になるストーリーに忠実でキャラクターにもう少し中山さんらしい“個性”がほしかったことでしょうか。マンガは自分らしさを目いっぱい出すことができる表現手段です。他の人に真似できない美しい作品をどんどん描いてください！

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  審査員特別賞

  「PERFECT！」マンゴーパイン（まんごーぱいん）

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  審査員特別賞

  「doppel」 ユメ（ゆめ）

入選・準入選

コミックイラスト部門

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  最優秀作品賞

  「Sweet pop」中山 実咲（なかやま みさき）

  【審査員講評】

  とてもセンスあるおしゃれなイラストです。色の配色もカラフルで楽しくなってきます。女の子の表情もとてもキュートですね。たくさんのお菓子たちもとても細かくかわいく描けています。色鉛筆のあわい発色はよいのですが、もう少していねいに色をぬるともっと完成度が高くなりますよ。これからもステキなイラストをどんどん描いてください。

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  優秀作品賞

  「Fuura‐自然を愛する少女‐」NOA♪（のあ）

  【審査員講評】

  女の子の表情がとてもすばらしかったです。洋服やクツの細かな所も、とてもていねいに凝って描かれていて女の子の魅力がアップしていますね。たくさんの動物たちも、細かくよく描けています。女の子の髪の毛の感じもステキですね。木や草がもう少していねいだともっと良かったと思います。

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  審査員特別賞

  「森の思い出」ひなまる

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  実行委員会特別賞

  「 と も だ ち 」あにまっくサン（あにまっくさん）

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  実行委員会特別賞

  「ブラック ファイヤー」栗賀 敦裕（くりが あつひろ）

入選・準入選