第14回（2011年）

• にいがたマンガ大賞

  「カツアゲ夫人」作者：更科 えみ（さらしな えみ）

  【審査員講評】

  カツアゲちゃんの設定やカツアゲちゃんから夫人へと変わるまで、自然に読まされました。これはすごい！！キャラ設定がそもそもおもしろいんですが、強引に読ませる説得力がすばらしいです。本作の中でもペンが上達しているようですし、量を描いて全体的に伸ばしていってほしいです。ラノベ的世界観をうまくマンガにしていると思いました。次作も読みたいです。

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• こどもにいがたマンガ賞

  「永遠のきずな」作者：本野 シオリ（ほんの しおり）

  【審査員講評】

  女の子同士の友情話、いいですね！とても楽しく読める作品でした。作画のレベルも、小学生としては相当高く、特に目の描き方が上手です。本野さんくらいの年齢の人は「一作描き上げている」というだけで才能があると言えますし、ぜひ今後ともがんばって欲しいです。ストーリーにひとつだけ注文をするとしたら、ラストシーン「啓太くんの告白をきっぱり断る」という所はなくてもよいと思いました。男の子を拒否することと、女の子同士のきずなに直接関連がない感じがするからです。

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一般部門 ストーリーマンガの部

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  最優秀作品賞

  「23才の夏休み日下 ヨル（くさか よる）

  【審査員講評】

  冬キャラクターの表情がとても印象的でした。主人公の無職という設定をコメディとして生かせるエピソードがあると、テーマの重さとギャップが生まれて、深みが増したかなと思います。

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  優秀作品賞

  「セールス悪魔」岡田 佳也（おかだ けいや）

  【審査員講評】

  一言、面白い！こんな内容なのに全体を明るくまとめていることに高い才能を感じます。父、死んだ母、主人公、妹、悪魔からヤクザに至るまで、すべてのキャラが魅力的！作品も磨けばプロにも手が届くレベルです。大いに笑えたし、特に顔だけのお母さんは絶品。この作品の講評が書けてとてもラッキーでした。頑張れ！！！

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  審査員特別賞

  「クモとカイコガ」木村　桂子（きむら けいこ）

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  審査員特別賞

  「MILK」齋藤　さくら（さいとう さくら）

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  実行委員会特別賞

  「Belle ile」木村　由美（きむら ゆみ）

入選・準入選

一部部門 コママンガの部

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  最優秀作品賞

  「シンコンサン」羽藤　ナツ（うとう なつ）

  【審査員講評】

  見やすいしっかりした絵で好感が持てました。コマテンポも良く読みやすかったです。表情表現をもっと確立していくとさらに良いかと…。次の作品も読みたくなるような佳作だと思います。

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  魔夜峰央賞／優秀作品賞

  「タイ研へようこそ！」戸松　かさね（とまつ かさね）

  【審査員講評】

  勉強になるなーと思いながら読みました。説明っぽくならないところがとても良いです。反面、それだけになっている印象もあって、学習マンガとしてはいいけれど…という感じ。絵もまだまだこれから、たくさん描いてほしいと思います。キャラの会話はほんとにうまいです。

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  奨励賞

  「ダバダバハネムーン」蔵前　星児（くらまえ せいじ）

  【審査員講評】

  漂流ものとしては、新婚旅行とからめて、良い出来だと思います。特に『タコ』の使い方がとても良かった、洒脱になりすぎず面白さをつきつめ追及していって下さい。

入選・準入選

高校生部門

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  最優秀作品賞

  「向こう行き」原田　のぎ（はらだ のぎ）

  【審査員講評】

  妖のいる世界の設定を自然に描けているのは○。キャラクターもイキイキして楽しい。漫画らしい作品で好感度高し。今後も楽しみです。やや絵が見づらい。コマが散見される。

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  優秀作品賞

  「求愛ダンス」金谷　秀（かなや すぐる）

  【審査員講評】

  キャラクターは、外面、内面ともに魅力的に描かれてます。物語がより面白くなるための役割分担もよく考えられていると思います。あとは背景がもっとうまくなれば、全体の完成度も問題なくなると思います。

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  奨励賞

  「少女探偵MTR～桜の木の下の穴の謎～」由乃（ゆの）

  【審査員講評】

  たいへん面白かった。少年マンガのノリをしっかりつかんでいて、テンポよく読めました。「月刊少年マガジン」の編集さんも絶賛していましたよ。絵は基礎が出来ているので、仕上げをもっと丁寧に！プロ間近だと思います。今後の活躍に期待します！

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  審査員特別賞

  「お口チャック」藍星　光流（あいぼし ひかる）

入選・準入選

中学生部門

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  最優秀作品賞

  「As high as」落合　N（おちあい えぬ）

  【審査員講評】

  このページ数を、途中だれることもなく、見せ場もキチンと入れて構成できているのは素晴らしい。キャラクターを絞ったおかげで、最後にむけての盛り上がりと爽快感を読者に感じさせられる作りになっていると思います。

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  優秀作品賞

  「Origin」888（すりーえいと）

  【審査員講評】

  コメディ＋試練のファンタジーとして、とても面白く読めました。アイデアが身近で、タイミングやテンポもユニークです。世界観がちょっとあやふやでファンタジーに大切な「世界を見せる」背景や舞台になる場面がまだ描き切れていないのは（画力的に）これからの課題にしてください。

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  奨励賞

  「one season.」里（さと）

  【審査員講評】

  空気感のある絵が魅力的でした。12才でこの完成度はレベル高いです。これからデッサンを学べば、どこまで上達するか、楽しみです。ストーリーも良く作れているのですが、一つだけ、主人公のバックボーン（何故、学校に行きたくないのか？なぜ、いつそうなったのか）をもっとしっかり描ければ、読者に感情移入してもらえるはずです。あと、視点はなるべく主人公の視点で進めてほしいです（途中でさくら視点に変わってました）。

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  審査員特別賞

  「公園にて変な人と」置鮎　璐美（おきあゆ ろみ）

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  審査員特別賞

  「オレのカタツムリ。」じんとにっく　ハル

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  実行委員会特別賞

  「とけるスパイ」佐東　新（さとう あらた）

入選・準入選

小学生部門

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  最優秀作品賞

  「リトル・CAT海賊団 ～おかしの国の大バトル～」中山　実咲（なかやま みさき）

  【審査員講評】

  5年生と知っておどろきました。小さな冒険って、ちっとも小さくないお話が28ページ、力作でした。読んでてワクワクドキドキしました。海賊の2人は魅力あるし、姫様は気品あるし、ゴーストシスターズの3人はほんとに悪そう！！とても良かったです。ただ途中から、原稿が仕上がってないページもあって、それが残念でした。これからも描いていってくれるとうれしいです。次の応募作も読みたい！！

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  優秀作品賞

  「サクラと桜」渡辺　かほ（わたなべ かほ）

  【審査員講評】

  とても素敵にまとまっています。小学生でこれだけのペンが使えるのは凄いかと思います。キャラクターの表情が豊かなのは○(マル)。さらに精進して欲しいです。今度は意表をつく展開とカット、ラストでびっくりさせる展開とか、色々考えて試してみて下さい。

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  審査員特別賞

  「私の本当の友達」前島　友菜（まえじま ゆうな）

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  実行委員会特別賞

  「clover」オムざいる

入選・準入選

コミックイラスト部門

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  最優秀作品賞

  「この手をのばし、月に願いを」本野　シオリ（ほんの しおり）

  【審査員講評】

  一心に願いをかなえようとする切ない気持ちが伝わってくるようです。とてもすばらしい作品です。これからもがんばってください。

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  優秀作品賞

  「おかしもりだくさん！」ステーキ（すてーき）

  【審査員講評】

  とても楽しい作品です。顔の表情もステキです。構図や、体のバランスに気をつけるともっと良くなるでしょう。がんばってください。

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  審査員特別賞

  「ウキウキわくわくタコぼうし」佐藤　優彩（さとう ゆい）

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  実行委員会特別賞

  「天空エンジェル」はたの　にこ

入選・準入選