思わず歌いたくなるCMソングが挿入されている、鳥屋野不動産さまのアニメCMシリーズ「すもっと」。
今回は、地域の方々に愛されるキャラクター「すもっと」くんのアニメCMについて裏話と誕生秘話をお聞きしてきました。
まずは、「すもっと」くんの誕生について教えてください。
新潟はコミュニティ意識が強く、家族や地域とのつながりを大切にする土地柄です。
私たちは、新潟の地域社会に深く根ざし、地域住民の皆様と共に歩んでいくことをモットーとしています。
この地域に寄り添い、新潟の皆様の暮らしを豊かにする不動産サービスを提供する中で、
「すもっと」は地域社会との深い結びつきを象徴するキャラクターとして、
親しみやすい「お相撲さん」をモデルにデザインされ、誕生しました。
なぜ、「すもっと」くんによるアニメCMを作ろうと思ったのでしょうか。
アニメを選んだ理由は、実写では表現しにくい「温かみ」や「シンプルさ」を引き出すため です。
コミカルなCMソングとパラパラ漫画風のシンプルな動きを組み合わせることで、幅広い世代に楽しんでいただけると考えたからです。
実写CMとアニメCMを使う上で「違い」を感じることはありますか。
アニメCMの場合は、柔らかく親しみやすい表現ができますね。
あとは、キャラクターの個性を強調することができると思います。
一方で実写CMの場合は、現実感や信頼感を伝える上で効果的だと思います。
美しい街並みやリアルな場面を使うと、安心感や信頼性が伝わりやすいように感じますね。
すもっとのCMに関しては、「親しみやすさ」を全面に押し出し多くの皆さんからファンになってもらう事
を最も重視したので、アニメを選びました。
アニメCMの制作過程で、こだわった部分を教えてください。
まずは動きですね!パラパラ漫画のようなシンプルで軽やかな動きを取り入れ、覚えやすく視覚的に印象に残るように意識しました。
次にCMソングです。私たちのお客様に対する姿勢を歌詞のフレーズに込め、軽快なメロディとリズムに合わせることで、誰もが口ずさみやすいものとなるように意識しました。
確かに、すごく覚えやすくキャッチーですよね。なんだか、聞き覚えのあるような歌声で…
そうなんです。実は、歌っているのはボーカロイドの『初音ミク』なんですよ。
そうだったんですね。なぜ、ボーカロイドを利用したのでしょうか。
ボーカロイド音源を使用することで、演奏や歌入れのコストを抑えることができました。
また、歌詞を柔軟に変えることができるので、新しいバージョンを自分たちで制作することもできるんです!
なるほど、それはすごく良いアイディアですね。CM制作の期間はどのくらいかかりましたか。
パラパラ漫画風のアニメ表現を採用したことと、ボーカロイド音源を使用したことで、約1か月で完成しました。
CMを放映した後で何か変化したことや反響はありましたか。
リリースした年の『新潟広告賞』でグランプリを受賞させて いただき、社員・スタッフと共に、大いに喜びました。
お客様からは、「うちの子供がテレビ の前で『すもっと、すもっと』と歌っている」という声や、イベント会場で「すもっとくんだ!」と声をかけていただくことが増えましたね。
アニメCMを通じて地域の皆さんとの距離がぐっと縮まった感覚がありますね。
最後にアニメCMで目指す今後の展望を教えてください。
「すもっと」アニメCMシリーズを通して、これからも新潟の皆様と共に歩み、信頼関係を築きながら地域の発展に貢献していきたいと思います!
株式会社鳥屋野不動産さまのアニメCMシリーズ「すもっと」は多くの方に愛され、親しみを持ってもらいたいという願いが、キャラクターを使ったアニメCMにしたことで、見事に叶えられていますね。
また、ボーカロイド音源を使うなど、工夫もいっぱい!
「すもっと」くんのアニメCMシリーズ、今後も注目必須ですね!
古川さま、本日はありがとうございました!