「新潟県民共済♪」というCMテーマでおなじみの新潟県民共済さまに一度見たら忘れられない、
マンガを使ったCM「マンガでわかる保障の備え方篇」の裏話をお聞きしてきました!
どのようにマンガを使って“保障”という内容を楽しく伝えたのか、興味深いエピソードが満載です!
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お話を聞いた人
新潟県民共済生活協同組合
事業推進部 課長 小島 栄 さま
- 好きなマンガ:
- 『ザ・ファブル』
- 最近の悩み:
- マンガアプリの文字を拡大しないと読みづらくなってきたこと。
なぜ 、マンガで自社広告を作ろうと思ったのでしょうか。
保険や共済制度を理解していただこうと したときに、パンフレットや申込書だけだと
難しい単語や文章も多く、読んでいる方もわかりづらいだろうなぁと以前から思っていて…(笑)
そういう、とっつきにくい部分をマンガに置き換えると理解していただきやすく、
やわらかい雰囲気になるかな? と考えマンガでCMを制作することにしました。
確かに、保障の 説明ってなかなか難しくて「分りにくい」と感じる方も多そうですね。
マンガのCMを作るにあたって、どのように制作の依頼をされましたか 。
はじめに、伝えたい趣旨を広告代理店に伝えて、設定やストーリーをお互いに案を出し合い、何度も打合せをしながら作っていきました。
その後、いくつかのデザイン案を出してもらい、キャラクターデザインを決定していきました。
CMの設定やストーリーから考えられたのですね。
お父さんやお母さんに対して、赤ちゃんが“保障” について教えてくれるっていう設定だとギャップもあって面白いんじゃないかという話にまとまり、今の形になりました。
「赤ちゃんが喋る」ってマンガやアニメじゃないとできないじゃないですか。
そこも見た人の印象に残るかな。 と思っています。
視聴者に残るインパクトを考えて制作していたのですね。
このCMを放映して何か「効果」として得られたことはありますか。
実際に加入者さま の方から「赤ちゃんが話すCMを見た」という話は聞きますね。
覚えていただけるということは、それだけ見る方の印象に残っているのかな。と思っています。
あとは、ほかの県の県民共済の担当者から「このマンガのアイデア、真似してもいいですか?」という連絡もありました(笑)
皆さまの声が直接届くと、企画のやりがいを感じられますね。
他県の県民共済さまも真似したくなるほどに、良いCMが出来上がったということですね!
ありがとうございます(笑)
最初は、CMを作るためにマンガを作ったわけではなく実は、WEBのランディングページ ※ 用に作ったものだったんですよ。
※ランディングページとはWEB広告からのリンク先ページのことです。
広告代理店もせっかくならそれを活かしてCMにしたら面白いですね。という話になりマンガを使ったCMの制作をはじめた流れとなります。
CMの前にマンガを作成していたのですね。
制作期間はどのくらいかかりましたか。
最初に作成したWEB用のマンガは完成まで大体半年程かかりました。
そのあとにマンガを流用してCMを制作したので、CMの制作期間としては2~3か月程度だったと思います。
CMに使われる素材があっても意外と制作期間が長いですね。
そうですね。やっぱり、デザインの細部やストーリーの微調整は何度も広告代理店とやり取りし、決定をするので少し時間はかかりますね。
CMの制作の際に小島さまが「こだわりたい」と思ったところは、どこでしたか?
活字で読むと難しい内容であっても、イラストをいれてスムーズに頭に入るように「流れ」はすごく意識しました。
保険 や共済の加入を考えた時に、「日本には公的な保障や健康保険制度が充実しているから、
心配事をすべて保障で備える必要はないですよ」って説明しようとすると、
どうしても文章がいっぱいになって、難しい表現になってしまうんですけど、
マンガやイラストで説明するとわかりやすくなり、 そんなに難しいものじゃない!ということを理解してもらえるように仕上げました。
表現の仕方ひとつで伝わり方も変わるということに納得しました。
最後に、小島さまが思う「マンガ・アニメの良さ」を教えてください!
やっぱり「親しみやすさ」ですかね。
私ども新潟本部ビルや新発田支所の建物にもCMのキャラクターが描かれているんですが…
県民共済や保障について「難しそう」「堅苦しそう」とか「相談はしたいけど中に入りづらい」、
そういうイメージを持っている方もいらっしゃると思っていて。
なので 、入口の脇にCMキャラクターを大きく描くことで、誰でも入りやすく相談しても良いんだ!という、イメージをみなさんに持ってもらいたい。そういう願いを込めています。
新潟県民共済生活協同組合さまのCM「マンガでわかる保障の備え方篇」は
難しい内容をわかりやすく伝え、誰もが親しみを持つことができる工夫が込められていたんですね!
期間限定で、こちらのCMが再び放映されますので見逃さないように要チェックです!
小島さま、本日はありがとうございました!
マンガCMに関しまして、気になる方がいらっしゃいましたら文化政策課までお問い合わせください。