■スタート~マンガ家になるまで~

── マンガ家を目指したのはいつ頃ですか?


中学三年の頃


── その頃、影響を受けた作家や作品、または印象に残っている作品があったら教えてください。


髙橋ヒロシ先生、田中宏先生、島袋光年先生


── 2013年の「第16回にいがたマンガ大賞」では、「ゲーム」という作品を投稿され高校生部門の最優秀作品賞を獲得されました。昨今のeスポーツの展開を予想していたかのような作品でしたが、こうしたゲーム業界の展開について執筆当時に想像をされていましたか?


全く想像してませんでした、eスポーツと言うものができると思っていなかったので、ゲームがだらしない人の好きなことじゃなくて、それでお金や生活ができたり、憧れられたりするものになれば良いのになぁという理想も込めて描いた感じです。


■今の創作活動について

── 作品を創作するにあたって、最も意識していることは何ですか? また、何か日常生活の中で創作に活かしていることはありますか?


読者が読むということを考えて描いてます。吹き出しの位置や画面の見やすさなど、まだまだですが自分なりに考えて意識して作ってます。


── Twitterを拝見したところ、作画はアナログでなされているようですね。作画の手法について、何かこだわりがあるようでしたら教えてください。


クローズ外伝 鳳仙花では、原作クローズの髙橋ヒロシ先生が全てアナログでクローズをかかれていたので、作風や雰囲気を近づける為にもアナログで描いています。デジタルにほとんど触れてきてないのもあります。


── 今の作品のほかに、描いてみたい題材やジャンルなどはありますか?


デコトラ、プロレス等です。


■連載作品『クローズ外伝 鳳仙花 -the beginning of HOUSEN-』について

── 本作は髙橋ヒロシ先生の『クローズ』が原作となるスピンオフ作品ですが、初めにこの作品執筆のお話を聞かれた時はどのように思われましたか?


ビックリと元々髙橋ヒロシ先生の作品が好きだったので、ただただ嬉しかったです。


── 原作者である髙橋先生とは、どのような形で作品を作っているのですか? シナリオやネームの監修を髙橋先生がなされたりするのか、まったく自由に齋藤先生が描かれているのかなどお聞かせください。


最初にキャラクターたちのデザインや紹介を見せるのと、こんな感じで話で行きますと言うのをお伝えしてもらって、あとは基本自由に話も作画も描かせてもらっています。


── 「鳳仙花」の主人公「寺門仏陀」は迫力のあるキャラクターですね。このキャラクターを作り上げる際に、何か参考にされたものはあるのですか?また、キャラクター一人一人の個性を出すために工夫していることはありますか?


連載を立ち上げる時の担当さんが、こんなヤツはどう?と持ちかけてくれて二人で話し合い出来ました。良いヤツなら良いヤツ、卑怯なヤツなら卑怯なヤツ、完璧なヤツなら完璧なヤツって感じでなるべくこのキャラはこんなヤツって言えるように描いてはいるつもりです。


── 「鳳仙花」では登場人物が睨みあったり、吠えたりすることが多いですが、そういった様々な表情を描く際に工夫されていることはありますか?


自分の顔を写真で撮って参考に描くときもあります、その上で最後に髙橋ヒロシ先生の絵柄に近づける様に調整していってる感じです。


── コミックス7巻の表紙を拝見いたしました。仏陀がどんどん「漢」になってきましたね。お話しできる範囲で構わないので、「彼女が欲しい」という彼の悲願が叶うのかどうかなど、今後のストーリー展開や、注目点など教えていただけますでしょうか?


最後にはちっちゃくても良いからそういった幸せをあげたいと思っています。今後は一年生しかいない鳳仙学園の生徒たちが三年までいる他校とどう戦っていくのかを描いていきます。


■「マンガ家」という職業について

── マンガ家になって辛かったこと、楽しかったことや嬉しかったことは何ですか?


心配性なので、締め切りが近づいてくると妙に不安になったりなかなか寝付けないことがあることですかね。

楽しかったことや嬉しかったことは漫画を描いて生活が出来てることです。


── 原稿中のリフレッシュや気分転換などには何をされることが多いですか?


煙草を吸う


── マンガ家を目指している方へのアドバイスをお願いします。


漫画家の人達は、予想以上に日々とんでもない量の漫画を描いてます、その人たちと同じ舞台で漫画を描く、あるいはその人たちを引きずり下ろして自分達がその舞台に立って描くには、連載作家と同じかそれ以上日々漫画を描いてないと難しいと思っています。描きましょう。


── このインタビューの読者へのメッセージをお願いします!


これからも日々昇進出来るよう描きます、よろしくお願い致します。

にいがたマンガ大賞