
2025.12.03
マンガ・アニメ活用
「料理は、作った人の愛情とまごころが感じられなければならない」
初代が肝に銘じた初心を受け継ぎ、お客様に喜んでいただける手作りの味の追及に邁進して創業170周年を迎える、海産物製造販売の株式会社加島屋。誕生から60年以上、変わらぬ味のロングセラーである看板商品『さけ茶漬』をご存じの方も多いのではないでしょうか。
今回、株式会社加島屋の創業170周年を記念して、漫画家・高橋留美子先生の代表作『うる星やつら』とのコラボ商品が限定で登場しました。
若手社員の提案により実現したというマンガ・アニメとのコラボについて、株式会社加島屋の担当の方にお話を伺いました!
→うる星やつら×加島屋 170周年記念コラボ商品ホームページはこちら


<お話を聞いた人>
株式会社加島屋 取締役営業本部長 石橋伸明さま
営業通信部経営企画室 係長 吉崎朋矩さま
営業推進部営業本部 松本日向さま
今回、創業170周年の節目を迎え、20代30代の若手社員による「170周年記念実行委員会」を立ち上げたことが、マンガ・アニメとのコラボのきっかけとなりました。
新潟・古町で170年商いを続けてきた加島屋は、古町で育てていただいた企業として、地域への感謝と誇りを持っています。「これまで、そしてこれからも商いを続けていく新潟・古町という地域をもっと元気にしたい」という想いから、これを実現する手段を考えたところ、マンガ・アニメの力を借りることが浮かびました。
マンガ・アニメは世代や地域を超えて多くの人々に親しまれている文化です。マンガ・アニメの力を借りると、これまで加島屋や古町を知らなかった方々にも興味を持っていただくことができ、地域を知っていただく、地域の魅力を再発見していただくきっかけになると考えました。
加島屋としては初となるマンガ・アニメとのコラボですが、若手社員による提案に対して、社内では大きな反対はありませんでした。味に対するこだわりはありますが、マンガ・アニメとのコラボは味を損なうわけではなく、広く多くの方に食べてもらうきっかけとなり、非常に良いことだということで挑戦しました。
コラボ相手として最初に出たキーワードは、やっぱり新潟にゆかりのある作家さん。漫画家・高橋留美子先生の代表作『うる星やつら』は2022年に新作アニメが放送され、若い世代にも、1980年版のアニメを見た世代にも、広く認知されています。そしてなにより、一途な思いや芯の強さのあるラムちゃんに、素材選びから製法まで一切妥協しない一途な姿勢、ある意味頑固な姿勢ともいえる加島屋との共通点を感じたことが決め手でした。
コラボ商品は、エコバッグ付き中瓶セットとクリアファイルの2種類です。エコバッグの黒色が決まるまでには、赤いはっぴを羽織るラムちゃんが一番引き立つよう、様々な色を検討しました。色決めを含めて全てが初めての取り組みなので、商品が出来上がるまで非常に苦労しました。
おかげさまで、コラボ商品を購入された方は県外のお客様や新規のお客様も多いようで、「初めて食べたけどすごく美味しい」とご意見をいただいています。新しいお客様へ加島屋の商品を伝えられたのは非常に良かったと思いますし、美味しいと言っていただいたこともとても嬉しいです。

実は、加島屋の象徴の一つとも言える「白と濃紺の手提げ袋」についても、その誕生ストーリーをマンガにして加島屋本店でご紹介しています。文章のみでのご紹介と比べて分かりやすく、ご好評をいただいています。また、加島屋公式キャラクター『さけちゃん』『てさげん』も頑張っているので、探してみてください。

加島屋が創業170周年を迎えられたのはお客様、地域の皆様、加島屋の味を愛してくださるすべての方々のおかげです。170周年という節目にあたり、私たちは改めて「加島屋らしさ」とは何かを見つめ直しました。これまでの歩みを大切にしながら、これからの未来に向けて新しい挑戦を始める。その一つが、マンガ・アニメとのコラボです。
ラムちゃんのように、まっすぐで芯のある姿勢を持ち続けながら、これからも「本当の美味しさ」を皆様にお届けしていきます。今後とも、加島屋をよろしくお願いいたします。