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10月よりフジテレビ”ノイタミナ”ほかにて(※新潟は新潟総合テレビ10月19日より毎週水曜日25:30~)放送開始するテレビアニメ「UN-GO」(アンゴ) の第1話先行試写会がフジテレビ マルチシアター(お台場・フジテレビ本社1F)にて10月2日(日)に開催されました。

当日はこの試写会のために大阪や兵庫から夜行バスで来たという熱狂的なファンもいる中、試写会の前にゲストのトークショーが行われたので、その模様をお伝えします。


■出演者

豊崎愛生さん(因果役)、山本希望さん(海勝梨江役)、水島精二監督、會川昇さん(脚本担当)

MC:サンキュータツオさん


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MC

---UN-GOはいわゆる「探偵モノ」ということですが、ズバリどんな作品ですか?


水島監督

---今、アニメではいろんな探偵がいますけど、自分は「古典的な探偵モノ」をちゃんとやろうかなという思いがありまして。


MC

---それで坂口安吾の「安吾捕物帖」を原案にしたと聞いておりますが、どういう経緯だったのでしょうか?


水島監督

---「ノイタミナで何かをやりましょう」というお話を頂いた際に、ノイタミナのプロデューサーさんからバディ物(※対照的なキャラクター2人組が難題に立ち向かうといった展開をする話)というお題を頂いたんです。事件性のある物を何らかの形で描いていく話になった時に、「純文学」とかいろんなキーワードを投げかけられて(笑)その中で原画になるようなものを下敷きにしようと考えていろいろ出したアイディアの中に「坂口安吾」があったんです。會川氏がそのへんかなり詳しかったので、そこからどういう風にエキスを抽出するか?みたいな話になって今のカタチになりました。


MC

---なるほど。では會川さん、原案となった「安吾捕物帖」とはどんな作品なんでしょうか?


會川昇さん(脚本担当)

---「明治開化 安吾捕物帖」というのは、昭和25年ですから戦争が終わって5年後くらいに「坂口安吾」が全部で20篇書いています。彼は「太宰治」とか他の文豪と言われる人たちに比べると、もともと推理小説にすごく興味のある方でした。当時「不連続殺人事件」という長編を書いて、江戸川乱歩に評価されています。それで安吾自身は「推理小説もちゃんと書ける」という自負があったと思います。で、安吾捕物帖は明治を舞台にしていますがちょっと変わっているところがあります。何故タイトルが「安吾捕物帖」なのか?普通は「安吾」の部分には物語の主人公の名前が入りますよね。これは文芸評論の人に言わせると、その当時の社会的なネタ、戦後の混乱期と明治維新の雰囲気なんかを絡めて、その中で安吾は自分自身が探偵になって、歴史を見ているというスタイルで「安吾捕物帖」というタイトルにしたのではないかと。


MC

---それでは監督、今日来られている豊崎さんと山本さんの役どころを紹介して下さい。まずは豊崎さんからお願いします。


水島監督

---豊崎さんには「因果」という、主人公の探偵「新十郎」の助手として登場する可愛らしい男の子を演じていただきました。かなり秘密のある…全然助手をしていない気もしますが(笑)、計算外に可愛くなりました。


MC

---豊崎さん、今回は少年役ということでみんなの期待も高まっているところですが、因果のキャラ紹介をお願いします。


豊崎愛生さん

---わたし、レギュラーで男の子の役を演じさせて頂くのが今回のUN-GOが初めてなんです。作品の設定を見たときに「謎の美少年」(笑)と書いてあって、今のところ皆さんに第1話を見ていただくまでは「謎の美少年」としか言えないような(笑)わたしの演じるキャラクター「因果」がなんなのか?という所を皆さんにいろいろ考えていただきたいなあ…という所もあるので、ホントに謎のままで第1話を見ていただきたいと思っています。なんかキャラ紹介になっているような、いないようなカンジですが(笑)


MC

---少年役ということで、いままでとはアプローチの仕方が違いますか?


豊崎愛生さん

---なんかこういうパンダみたいな被り物をしている少年なんですよー(笑)(※当日の豊崎さんも作中の因果と同じパンダの被り物を着て登場されていました。)演じていく中ではマスコット的な存在にもなっていければいいなと、楽しみつつアフレコさせて頂いています。


MC

---それでは監督、山本さんはどういう役どころなんでしょうか?


水島監督

---「海勝梨江」という、これまた可愛らしい女の子の役です。作中で結城新十郎と相対することになる「海勝麟六」という人物の娘で、新十郎といろいろ絡んでいくという役ですね。


MC

---それでは山本さん、ヒロイン的な役ですけど海勝梨江の性格とかを教えて下さい。


山本希望さん

---お嬢様なのにすごく活発で、物おじしないキャラクターです。


MC

---もうタイプじゃないですか!そんなの好きに決まってるじゃないですか!もうそれ鉄板ですよ。会場の皆さん、叱られたいでしょう?(会場爆笑)

ちなみに「海勝梨江」は自分に近いキャラですか?それとも遠いキャラですか?


山本希望さん

---わたし、最初に資料を頂いてイラストと設定見た時「わたしと全然違う。どうしよう…」って思ったんですよ。わたしには「お嬢様」の部分が全然ないので…それで、自分なりにお嬢様の部分を作って第1話のアフレコに挑んだのですが、「それでは内向的すぎる。素のままでいいよ。」というディレクションを頂いたので、もう素のまま体当たりで演じさせて頂いてます(笑)ですので、海勝梨江は今では近い存在に感じています。


MC

---ところで、監督、今回のUN-GOの主人公「結城新十郎」は俳優の勝地涼さんが演じていますが、勝地さんをキャスティングした決め手をお聞かせください。


水島監督

---勝地さんとは以前に一緒に仕事をしたことがあるのですが、色々バランスを見ながらキャスティングを決めていく中で、「ある種の違和感をもって現場をリードしていくような存在」主人公の新十郎が普通の社会からするとちょっとアウトローな部分があるので、そんな雰囲気を現場に持ち込んでくれる人は誰だろう?と考えた時に勝地さんを思い出したんです。キャラとの年齢も近いし、雰囲気が合っているのでオファーさせて頂きました。


MC

---それでは最後にゲストの皆さんに、これから第1話を見る皆さんへメッセージを頂きたいと思います。


會川昇さん

---第1話を見ていただくことに特化して言いますと、よく2時間ドラマのキャスティングを見ると犯人がわかっちゃうことってあるじゃないですか。「どう見ても格的にこの役者さんが犯人だろう」と(笑)できれば今回それは避けたいと思っていたんですけど、やっぱりゲストの役者さんを決めていく中で、どうしても実力のある役者さんを選ぶことになってしまうんだなぁと(笑)2時間ドラマを制作する方々もキャスティングで苦労されていることを感じました。これから第1話をご覧になられると、私が何を言っているかすぐにわかります。(会場爆笑)

なもんで、見て笑っていただいて、内容はツイッターには書かないと。まだネタばれ禁止でお願いします(笑)


水島監督

---スタッフ一同、「UN-GO」に力を注いで作っていますので、楽しんでいただけたらと思います。あと、最後に言うのを忘れていましたが「UN-GO」は音楽も注目です。そちらも是非楽しんで下さい。


山本希望さん

---「UN-GO」にかかわる素敵な方々が、思いを込めて作った作品の第1話ということで皆さんに楽しんで頂きたいです。独特な「UN-GO」の世界を皆さん是非堪能してください!


豊崎愛生さん

---毎週台本を頂く度に思うのですが、本当に素敵なキャラクターのボイスを任せていただき、スタッフの皆様にとても感謝の気持ちでいっぱいです。その期待に応えて行きつつ、私なりのプラスアルファを魅力的に演じていけたらいいなと思っています。「UN-GO」に関しては、悩んで、考えて、ぶつかって、ちょっと挫折して…を毎週繰り返しながらアフレコをしているところです。

この作品はトリックよりも、「人と人の心の揺れ動き」や「人物の関係性や事件の動機」が丁寧に書かれているので、そういうところを注目していただけたらと思います。

今日は本当に来ていただいてありがとうございます。皆さんゆっくりしていってください。





この後、第1話の上映が始まりましたが、水島監督が言うようにまず音楽が独特の雰囲気にマッチしていました。物語の背景も未来の話でありながら、明治の戦後の雰囲気も感じられます。詳しくは皆さんテレビで是非見てみてください!


『UN-GO』(アンゴ)

10月13日より毎週木曜24:45〜フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送!

(初回は25時〜放送予定)

関西テレビ・東海テレビほか各局でも放送

新潟では新潟総合テレビ(NST)にて放送決定!

(※NSTでは10月19日より毎週水曜25:30〜放送)


『UN-GO episode:0 因果論』

11月19日(土)よりTOHOシネマズにて2週間限定レイトショー上映


■原案:坂口安吾「明治開化 安吾捕物帖」

■監督:水島精二(「鋼の錬金術師」「機動戦士ガンダム00」)

■ストーリー・脚本:會川昇

 (「鋼の錬金術師」「轟轟戦隊ボウケンジャー」)

■キャラクターデザイン:pako(「スカーレッドライダーゼクス」)

 高河ゆん(「機動戦士ガンダム00」「LOVELESS」)

■音楽:NARASAKI (「ザ・クイズショウ」)

■アニメーション制作:ボンズ

■制作:「UN-GO」製作委員会

■公式サイト:www.un-go.com

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(C)「UN-GO」製作委員会

にいがたマンガ大賞