■高瀬 綾(たかせ りょう)/マンガ家

1986年、講談社が主催する少女漫画の新人賞「第3回なかよし新人まんが賞」で『さよならラプンツェル』が佳作を受賞し、「なかよしデラックス」(講談社)に掲載、デビューを果たす。「なかよし」を中心に、メルヘン系ファンタジーから破滅的な恋愛ものまで、幅広い分野の作品を発表。


【主な作品

『くるみと七人のこびとたち』「なかよし」/講談社/1992年-1994年/全5巻

『リリィ&アールのふしぎなお店』「るんるん」/講談社/1992年-1997年/全3巻

『ほしいのはひとつだけ』「なかよし」/講談社/1998年-2000年/全3巻


■高野 文子(たかの ふみこ)/マンガ家

高校在学中に小学館「別冊少女コミック(現ベツコミ)」に投稿し努力賞を受賞する。看護師として働く傍ら、1978年に『絶対安全剃刀』がサン出版「JUNE」に掲載され商業誌デビューを果たす。画面構成の巧みさや深い心理描写から、既成のジャンルの枠組みを超える「ニューウェーブ」の旗手と注目され、しばしばマンガ評論の対象となる。マンガ執筆のほか、絵本やイラストレーション、ペーパークラフトなども手がける。


【主な作品

『絶対安全剃刀』/短編集・白泉社/1977年-1981年(単行本1982年)/第11回日本漫画家協会賞優秀賞

『棒がいっぽん』/短編集・マガジンハウス/1987年-1994年(単行本1995年)

『黄色い本 ジャック・チボーという名の友人』/短編集・講談社/1996年-2001年(単行本2002年)/第7回手塚治虫文化賞マンガ大賞


■高橋 郁丸(たかはし ふみまる)/マンガ家

短期大学卒業後、新潟県民俗学会に入会し、県内市町村を訪ね歩いて祭りや習俗の聞き取りを続ける。1988年の『まんが蓮の露 良寛を慕う貞心尼ものがたり』でマンガ本出版後は、マンガやイラストによる民俗学の普及を試みている。新潟県立文書館設立当時から12年間勤め、司書、アーキビストとして資料整理と図書整理を行う。第6回(2003年度)より「にいがたマンガ大賞」の1次審査員を務める。


【主な作品

『まんが良寛ものがたり』/考古堂書店/2000年

『絵草子 酒呑童子』/考古堂書店/1994年

『まんがヌリドン伝説』/新潟市漆器同業組合/2008年/全10巻


■高橋 ゆたか(たかはし ゆたか)/マンガ家

1986年、集英社主催の少年向けギャグマンガの新人賞「第24回赤塚賞」において佳作を受賞しデビューを果たす。「週刊少年ジャンプ」(集英社)を中心にギャグマンガ作品を連載。その後、「スーパージャンプ」(集英社)などの青年誌に掲載誌を移し、少年誌時代とは異なる作風の作品を発表、作品の幅を広げている。


【主な作品

『ボンボン坂高校演劇部』「週刊少年ジャンプ」/集英社/1992年-1995年/全12巻

『魔女娘Vivian』「週刊少年ジャンプ」/集英社/1996年-1997年/全4巻

『HOOK -フック-』(原作:金成陽三郎)「スーパージャンプ」/集英社/2005年-2006年/全3巻


■高橋 留美子(たかはし るみこ)/マンガ家

大学在学中の1978年、「週刊少年サンデー」(小学館)に投稿した『勝手なやつら』で「第2回小学館新人コミック大賞」少年部門佳作を受賞しデビューを果たす。同年、同誌にて連載を開始した『うる星やつら』はテレビアニメ化もされ大ヒットとなる。以降も『めぞん一刻』『らんま1/2』『犬夜叉』など歴史に残るヒット作を数多く生み出し、代表作のほとんどはテレビアニメ化や実写ドラマ化がなされている。


【主な作品

『うる星やつら』「週刊少年サンデー」/小学館/1978年-1987年/全34巻

第26回小学館漫画賞・第18回星雲賞コミック部門

『らんま1/2』「週刊少年サンデー」/小学館/1987年-1996年/全38巻

『犬夜叉』「週刊少年サンデー」/小学館/1996年-2008年/全56巻

第47回小学館漫画賞少年部門

『境界のRINNE』「週刊少年サンデー」/小学館/2009年-/既刊17巻


■たかもち げん/マンガ家

15年の下積み期間を経て、1980年、「週刊少年マガジン増刊号」(講談社)にて『輪が跳ぶ』でメジャー誌デビューを果たす。青年誌で連載しさまざまな題材の作品を発表していたが、2000年にがんのため51歳の若さで死去する。遺作となった『警察署長』は2002年にテレビドラマ化され人気シリーズとなった『こちら本池上署』の原作であり、ドラマのオープニングテーマではたかもちの作画が取り入れられている。


【主な作品

『祝福王』「モーニング」/講談社/1990年-1992年/全8巻

『代打屋トーゴー』「モーニング」/講談社/1983年-1990年/全25巻

『警察署長』「モーニング」「イブニング」/講談社/1999年-2003年/全15巻

たかもち:1999年-2000年「モーニング」/1~3巻

たかもち原案、やぶうちゆうき作画:2001年-2003年「モーニング」2003年-2004年「イブニング」/4~15巻


■竹林 月(たけばやし げつ)/マンガ家

2004年、『ジュエる?』でメディアワークス主催の「第11回電撃3大賞電撃コミック大賞部門・選考委員奨励賞」を受賞。翌2005年、竹林げつ名義の4コママンガ『三人甘女』が「まんがライフ」(竹書房)に掲載され、デビューを果たす。以降、竹書房やフレックスコミックスなどの各誌で4コママンガ・青年マンガを問わず作品を発表している。2008年まで4コママンガ執筆のペンネームとして「竹林げつ」を使用していたが、「竹林月」に名義を統一する。


【主な作品

『ことこと。~子と孤島~』「月刊少年ブラッド」「FlexComixブラッド」/ソフトバンククリエイティブ/2006年-2008年/全4巻

(2006年「月刊少年ブラッド」→2007年-2008年ウェブコミック誌「FlexComixブラッド」)

『D×H』「お試しコミックラッシュ」「月刊コミックラッシュ」/ジャイブ/2009年/全2巻

『コミック版世界の伝記 北里柴三郎』/ポプラ社/2012年(監修:森孝之)


■田村 光久(たむら みつひさ)/マンガ家

2003年、『ハルのアメ』で「週刊少年サンデー」(小学館)が行う「まんがカレッジ」の佳作を受賞。翌2004年、「少年サンデー特別増刊R」(小学館)で読切作品『コミカルマジカル』が掲載され、デビューを果たす。初の連載作品となった『妖逆門』は、連載開始とほぼ同時期にアニメ放映も開始するという珍しいパターンでのアニメ化となった。


【主な作品

『妖逆門』「週刊少年サンデー」/小学館/2006年-2007年/全5巻(原案協力:藤田和日郎)

『イエロードラゴンがあらわれた!』「週刊少年サンデー超」/小学館/2009年-2010年/全2巻

『ポケットモンスター RéBURST』「週刊少年サンデー」/小学館/2011年-2012年/全8巻(シナリオ協力:楠出尽)


■月岡 貞夫(つきおか さだお)/アニメクリエーター

高校在学中に手塚治虫氏の招請を受け、1958年高校卒業と同時に上京。翌年に手塚治虫の代理で東映動画に出向したのをきっかけに、東映動画に入社。1965年に手塚治虫氏の虫プロダクション設立に協力し、アニメ制作に携わった。1966年に東映動画を退社した後はフリーとして活動。以後は自主制作アニメやCMのアニメーションを中心に活躍し、「みんなのうた」にも参画している。1975年からは映像系大学・研究所の講師を務める他、2009年に宝塚大学の大学院教授に就任するなど、後進に技術を伝える活動もしている。


【主な作品

「みんなの唄」『北風小僧の寒太郎』など/NHK/1969年頃/アニメーター

『新天地創造』/自主制作アニメ/1970年クラコウ・ショートフィルム・フェスティバル(ポーランド) グランプリ受賞

富士通テレビCM『タッチおじさん』/1990年代


■鶴 ゆみか(つる ゆみか)/マンガ家

JAM日本アニメ・マンガ専門学校卒業。2005年、『僕のカメラとダイナマイトな彼女。』(鶴名義)で講談社主催の「第74回週刊少年マガジン新人漫画賞」佳作を受賞する。同年、「マガジンSPECIAL」(講談社)にて読切作品『ナリカワリ』(鶴ユミカ名義)が掲載され、デビューを果たす。2009年から「少年マガジン」(講談社)で『暴走系吹奏楽列伝 ブラボー! Brass Boy』を初連載、JAM卒業生としては初の週刊連載となる。


【主な作品

『ヒーローマスク』(脚本:オカベタカシ)「月刊ヒーローズ」/ヒーローズ/2012年-/既刊2巻

『暴走系吹奏楽列伝 ブラボー! Brass Boy』「週刊少年マガジン」/講談社/2009年/全3巻


■寺田ヒロオ(てらだ ひろお)/マンガ家

旧巻町(現新潟市西蒲区)に生まれ、新発田市で育つ。1948年、17歳、学制変更により新制新発田高校に二年に編入。高校在学中「漫画少年」に投稿を始める。1950年、高校卒業後、新発田市警察署に就職。新発田市電報電話局に転職。会社野球で全国大会にも出場。1953年、22歳の時にマンガ家を志し上京、トキワ荘に入居する。1954年には藤子不二雄らとともに「新漫画党」を結成。トキワ荘のリーダー的存在であり、“テラさん”と呼ばれ慕われていた。温かい絵柄と明るいユーモアにあふれた作風であり、健全な児童マンガに誇りを持っていた。1981年に「漫画少年」(学童社)の歴史を記録した『漫画少年史』を編纂、「第11回日本漫画家協会賞選考委員特別賞」を受賞する。


【主な作品

『スポーツマン金太郎』「週刊少年サンデー」ほか/小学館/1959年-1970年/完全版全9巻(マンガショップ)

第1回講談社児童まんが賞

『背番号0』「野球少年」ほか/芳文社・小学館/1956年-1964年/野球少年版全5巻・学年誌版全3巻(マンガショップ)

『暗闇五段』「週刊少年サンデー」/小学館/1963年-1964年/完全版全2巻(マンガショップ)


■堂上 まさ志(どのうえ まさし)/マンガ家

1982年、『でっかく大志』が「月刊少年チャンピオン」(秋田書店)に掲載され、デビューを果たす。「プレイコミック」(秋田書店)に連載された代表作『銀玉マサやん』は単行本22巻に及ぶ長期連載となり、パチンコマンガの先駆けとなった。同作と『銀玉命!銀次郎』はOV化、『銀玉マサやん』は1992年に実写映画化されている。


【主な作品

『銀玉マサやん』「プレイコミック」/秋田書店/全22巻

『銀玉命!銀次郎!』「漫画パチンカー」/白夜書房/既刊3巻

『燃えろ!一歩』「週刊少年チャンピオン」/秋田書店/全6巻


にいがたマンガ大賞