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今年2月の「にいがたアニメ・マンガフェスティバル2011」レポートでも紹介しました、ガタケット事務局の坂田代表へ今回はガタケットと同時開催イベント、ガタケット開催前日に行われた痛車展示会、また5月3日(火)にオープンした日本初の大型コスプレ撮影スタジオなどについてもお話を伺いました。代表の考える痛車とは?コスプレ経験のある代表が今装着(?)したいものは?オープンしたコスプレ撮影スタジオの「日本初」に込めた代表の想いなど、いろいろと聞かせていただきました。

(2011年5月20日)


Q:今回ガタケットとして初めてとなった痛車展示会ですが、開催に至る経緯を教えて下さい。


A:そもそも以前から痛車フェスはやりたかったんですよ。もともと痛車も好きだったし、地方都市でもそういったイベントもないから、がんばろうかなぁって。


Q:では代表の考える痛車の魅力というのは?


A:アートだよね。普通にアートと言っていいと思う。そもそもデコレーションをする文化は昔から日本にあったし、これはアジア圏の特徴かもね。中近東なんかはすごいデコレーション大国でしょ。あれは欧米文化にはないから、自分の愛着のあるもの、個性を付ける為にデコレーションしていく。あとスプレーする車ってあったじゃないですか、ミュージシャンとかの。そういった下地が昔からあったし、需要はあったと思うんだよね。

僕もそれ自体は文化だと思ったし、流れの中でそれがアニメのキャラクターに移行していくのは当然かなと思う。それで、今の若い感覚でセンス良くデコレーションしていて、車の持ち味を生かしながらドレスアップしているのは見ていて気持ちいいよね。


Q:私も痛車はアートだと感じています。そこで日本ではかなり知れ渡ってきている痛車ですが、海外の反応や影響はでてきているんでしょうか?


A:まあ、一部のコアなオタクの人達には知られていると思いますよ。でもどれくらい浸透しているかっていったら分からないな。でもコスプレは北京でめちゃめちゃ流行ってて。この前も新華社通信がコスプレガタケットに取材に来たんだよ。にいがたアニメ・マンガフェスティバルの時に。北京でもすごく大人気でツアーを組んで新潟に来れないかななんて話をしていたんだよね。

まあ、痛車もそのうち海外に行くでしょ。中国も車文化になってるし。ただ、印刷面でアマチュアが自由にできる環境がないんだよね。企業向けが多かったりするんだよ。その辺がうまくなってくればありえるかもしれないし、逆に日本から企業が売り出していくっていうこともでてくるかもね。

Q:話変わりまして同時開催イベントの「アニソンライブプラスワン#3」についてお伺いします。今回ゲストに串田アキラさんとアップルパイさんをゲストにお招きしていますが、それまでの経緯のようなものがあれば教えていただけますか?


A:それは第1回からずっとそうなんだけど、ねこのしっぽさん(イベント共催の同人誌印刷等を手掛ける会社)の内田社長に「新潟でもやってみない?」って声をかけられて。それでショッカーO野さん(ANIME JAPAN FES等を手掛けるイベントプロデューサー)に企画をしてもらって。僕もガタケットでやりたかったんですよ。新潟であまりアニソンイベントってなかったし。

まあ色々意見もあると思うんだけど。実際に若い人向けのシンガーを呼んだらどうかっていう意見があるのも知ってる。けど、逆にガタケットを30年やってきて、30代から40代の人にもう一度ガタケットに戻ってきてもらいたいというのがあるし。串田さんは30代の人はもう知ってると思うし。あとアップルパイさんはプリキュアの歌なども歌ってくれると思うんだけど、今の人が聴いても楽しめるというのと、30代40代の人が聴いても楽しめるっていうところでうまくミックスして流していこうじゃないかと。


Q:串田さんも今ですと「トリコ」のOPを歌ってますよね。


A:そうだね。串田さんは今でも現役だし。30年くらいになるかな。ちょうどガタケットと同じくらいの歴史があるんだよね。で、僕がアニメ制作に携わっていたころは特撮宇宙刑事シリーズを串田さんが歌ってる時期で。好きなスタッフがいてね、スタジオにずーーっとその番組の曲が流れてる時期があったよ。自分で聴いてないのに、歌覚えちゃうくらい!挿入歌まで全部!(笑)

ちなみに今日は何を歌うか知らないんだよ。新潟で初披露目っていう曲もあったりするし!それがプラスワンという意味なんです♪何かが起こる“プラスワン”ていう。


Q:なるほど。セットリストを少しでも聞かせてもらいたかったんですけど・・・では代表もまったく知らないわけですね?


A:未知数です。ただ前回の「#2」から僕の無茶ぶりコーナーを作ってもらって、僕が打合せのときにつぶやいた曲を何曲か入れてくれるんですよ!そんな感じで楽しくやらせてもらっています。


Q:楽しんでいらっしゃいますね。では代表の思い入れのあるアニメソングと、また今回アップルパイさんが歌われると思いますけど、セーラームーンやプリキュアといった一ブームを作った作品がありますが、それぞれ「変身」するといったアクションをとっています。そこで、代表の憧れるヒーロー像や変身するなら『これになりたい!』というのはありますか?


A:童心に戻ってというならやっぱりウルトラマンや仮面ライダーかな。やっぱりあの時になりたいと思ったものにはなりたいよね。真剣になって「ごっこ」遊びしてたから。今でも仮面ライダーのアクタースーツは着てみたいよ、平成ライダーも含めてね。「着れるものなら着せて、俺に」って♪


Q:今日もライダーが数名来てましたね?


A:いたね。出来栄えがすごいよね!でも、今だったら「仮面ライダーTHE FIRST(2005年公開の映画作品)」のアクタースーツが着れるなら、もう死んでもいい(笑)


Q:すごくスタイリッシュでしたよね?


A:そう!!劇場で見て感動しちゃって!!ライダー1号をブラッシュアップするとこれしかないなっていうデザイナーの天才を存分に発揮したね。クールだよねー!今のテレビシリーズのライダーは子供にも見せないといけないから、オーバーデコレーション的なものがどうしてもでちゃうけど、あの作品は完璧に大人向けに作られているから。大人が見て「カッコいい!」っていうものを作り上げたよね。あれを着れたらもう・・・


Q:では、私はV3(「仮面ライダーTHE FIRST」の続編「THE NEXT」に登場)のスーツ着ますけどいいですか?―


A:V3・・・生意気でねぇ。でもカッコよかったよねー♪

で、思い入れのアニソンは「海のトリトン」。あれは原点。自分がこの世界にいる理由なんだよね。そのあとにヤマトもあったしガンダムもあったしって繋がるんだけど、この作品がなかったらここまでアニメ好きにならなかったと思う。前からマンガもアニメも好きだったけど、この作品がもってる意味って半端じゃないんだよ。『勧善懲悪』じゃないんだよね。最後のオチなんて・・・「オイオイ・・・そりゃないだろ(@Д@;)」って小学3年生の時に思って。もう口が開いたまま閉じれなかったから(←代表、口開きっぱなし)

曲の思い入れとは違うかもしれないけど、でもあの作品のオープニングはすごいよ!富野さん(機動戦士ガンダム等のアニメーション監督)が絵コンテきってるんだけど、あの手法は今でも通用するし使われてる。多くの演出家があれを基礎にしてオープニングを作っていったし、そういった意味で冨野さんが天才と呼ばれるのはそこなんだよね。

Q:盛り上がっている話題の途中ですが、今も続いている東日本大震災に関する事についてお伺いします。震災によりガタケット3月開催が中止となりました。その震災に対する運動として被災地へ読み終わった雑誌を送ったり、大手出版社がWEBで雑誌を無料公開したりといった取り組みが行われています。そういった取り組みについてどう思いますか?


A:すばらしいと思いますよ。大手出版の姿勢は面白いし興味深いです。あとテレビを見ていると、子供たちは本に飢えているんだよね。だからWEBに限らず被災地の子供たちに中古本でいいから本を送れるような運動が新潟市を含めて行政が行えたらいいのかなと思いますよ。いずれにしても、被災地の人に勇気と喜びと生きる楽しさを取り戻してもらうきっかけはみんなで考えていくことだろうし、ガタケットとして僕ももう少し考えていかなければいけないかなって。当然経済が活性化すれば、震災復興の力になりますから、がんばっていこうと思います。

Q:ですね。被災された方たちに何ができるかは、まだまだ考えていかなければいけないですね。話を戻しまして、またガタケットに絡んだお話しを。先日オープンしました「ガタケットコスプレパークBP2」についてなんですが、日本発と銘打っているだけあって思い入れも大きいと思うのですが?


A:大都市に限らず各地のコスプレスタジオを見てみると、全員が使うには難しいんだよね。ヘビーユーザーのような、本当に好きで撮影スタジオを使ってでも撮りたいくらいの人でないと。お金もなきゃだめだし。

そういった限られたユーザーしか利用できないことではもったいないなって。自分ならもっとこうするのになっていうイメージは前からあったんですよ。で、考えていたのが撮影スタジオでもあるけれどイベント会場にしても使えるくらいの広さ、あとセットも多様でちょっと歩けばすぐ別のセットがあるくらいのもの。

料金もイベントやガタケット参加費と変わらない価格で提供をして、存分に楽しんでもらう。アミューズメントパークみたいな感じにならないかなって。もともとコスプレスタジオというものはあったし、コスプレイベントもあったけど、両方のいいところをとった企画ができないかなと。で、セットに関してはかなり作りこんでいる自信はあるし。和室なんかは大工さんが作ってるし、遺跡の壁や牢獄の汚しの塗装をやっているのはディズニーランドの塗装をやっている業者で修業をしてきた塗装屋さんがやっているから。

もう本格的ですよ!「日本初!」って言っておいて軽く見られたり言われたりするのだけは絶対嫌だったからね!!見え掛りも料金も全部日本初っていうコンセプトでやっていきたいから。とにかくまずは来てもらいたいですね。写真で見るのと雰囲気は全然違うはずだから。

Q:では最後に今考えているイベントのようなものと、気になっている作品について聞かせてください。


A:自分には直接かかわらないけど、前にも言ったマンガ収蔵館を行政と中心になって作りたいって事が一番かな。

あと今気になっている作品は「魔法少女まどかマギカ」かな。多分エヴァにハマった人は見れると思うんだよ。絵に騙されて『ただの魔法モノだろ?』って見ると大目玉食らうね。で、僕は一つの新ジャンルだと思っている。魔法モノでもないし、中にはシリアスなセーラームーンって言う人もいるけど、僕は画期的な作品だと思う。既存にない切り口で変身モノをやったし、単なる魔法モノとは言いにくいから、変身モノのエポックメイカーだと思うんですよ。そういう意味では久しぶりにすごいものを見せられたなぁって。マクロス、ガンダムみたいなブラッシュアップの良さの作品もありますけど、まどかマギカはホントに画期的な面白さという点で評価しています。

―なるほど。私もまだ作品見れていないので、今日のお話しを思い出しながら見てみようと思います。今回はお忙しい中、本当にありがとうございました。―


―いえ、とんでもないです。ではでは。。。―

改めてマンガ・アニメが好きな方だと実感しました。仮面ライダーのアクタースーツは私も憧れます♪ただ身長が・・・(^_^;) それでも是非、コスプレパークに期間限定でもいいので後々置いていただければという願望をもっています(*^_^*)


またこのあと、休憩中の代表とまた会って色々と話を聞かせてもらいました。

代表の過去話、アニメ作品についての感想などなど。。。

やっぱり業界に携わっていただけあって、話す内容に感心するばかりです☆(^ω^)☆

これからもがんばって下さい!!


以上、ガタケット 坂田代表へのインタビューでした☆

にいがたマンガ大賞